くよくよママンの育休レスキューログ

くよくよママンが家族に優しく過ごせるように、いろんな人や物に助けてもらった日々の記録

ジャスミン

有給をそっと手配した。
「おりこうさんにしてたら、ネズミの海へ行けるからね。
ジャスミンに呼んでもらえるからね。」
呼び出しは朝、突然に。
 
一人ですべて準備し、moonとstarを車に放り込み、夜勤明けのsunを拾って、出かける。
朝からお昼まで、100m程度の視界の濃霧。
センターオブジアーズで一瞬見た外が明るくて驚いた。
その後は、5時間ほど、今週唯一の快晴。
 
キャンパスデーで卒業式後だけあって、園内は高校生と大学生であふれていた。
アトラクションメインだから行先はあまりかぶらず。
 
(備忘録)
アクアトピア
ミッキーミニープルート
センターオブジアース
ジャスミン
シアター
カーペット
ビッグバンズビート
(風船二つ、人形、メモ、Tシャツ、缶クッキー、アイス)
 
11000円の大きなぬいぐるみを抱えた三人組がいて、目を引く可愛さだった。
思わず買いそうになったが、
もっと重たくて世話の大変なのを抱えるので精いっぱいだったので、今回は保留。
全員が自立していないと無理ですね。。
 
moonは、全身全霊で幸運を呼び寄せていた。
真っ青な空の下、アラビア背景で、まさかのジャスミン抱っこショットと家族フォト。。。
さすが幸運の星がついているだけある。
 
交代乗りをするときは、一人の解放感とさみしさが同時にこみあげてくる。
周りは皆、グループやカップルだ。
 
絶叫系を怖いと思う気持ちはいつからか消えた。
一瞬の重力変化とスピードの不快感と快感は大切ではなくて。
その時見える景色に価値があるように思うようになった。
闇を抜けて、一瞬の光を見る。
連れがいれば、一緒に駆け抜ける。
 
この場所は、夢を売っていると皆はいう。
でも本当は、記憶を売っているのだと思う。
計画をして、休みを取って、待ち合わせをして、並んで、叫んで、笑って、疲れて、写真を見る。
おそらく昨日は来場者5万人くらい? 皆が違う記憶を持って帰る。
 
この場所を作った人はとても楽しかっただろう。
でも、そこに至るまでに淘汰されたものはどれくらいあったのだろう。
夢のガラクタで星が一つできそうだ。
 
遊びに来る人たちは、自分の視点しかないけれど、
働いている人たちは、きっと違う景色を見ていると思う。
お客さんの表情や、行動パターン、整列のコツや、対応の機転。
バイトというのは間違いなく学びの場なのだ。適齢期を過ぎて、ようやく気が付いた。
moonやstarが大きくなったら勧めてみよう。
私も一緒に行っても面白いかもしれない。
結構年齢の高い人も多かったし。
 
それではまた、いつか。