雨の花
紫陽花の季節。
秋色紫陽花ルビーの、海のような青。
実家に帰る週末。
昨年里帰りで置いてきた紫陽花が、根を張り、花を咲かせていた。
万華鏡は細すぎる茎に大きな花。すぐ首を垂れて。
義妹の紫陽花はすくすくと、10倍の大きさに。
個性を強く感じる。
更に、六時半発で明月院ブルーを見に。
昨年は七月だったので割とすいていたが、今年は激混みだった。
駐車場も間に合ったし、良い写真が撮れたし、文句はありません。
鷗林堂のケーキと、葉山のかき氷とパン。
初めてのフェリー。初めての町。
そういう方法があったかと目からうろこが落ち、刺激を受ける。
高校生の時に作ったマスコット。
みかんの皮のような展開図から起こして作った。懐かしい子を思い出した。
アンティークっぽいぬいぐるみがほしくて、ドキドキ初めての海外通販。
海辺の車よりも錆びついた間違いだらけの英語で、よく希望を汲んでもらったものだと思う。
使わなければ上達しないものね。
同時期にたくさん良いものがあったオークションも、頑張ってしまった。
眠さで粘るのを諦めると三年引きずる。
これは私のだと思うとネットだろうと行列だろうと大体はルール違反がない限り負けない。
ダッシュで仕事を終えて、行きたかった展示も見に行った。
これはと思う作品が3つも待っていてくれて、お迎え。
同じ金額を出しても、同じものは作れません。
帰りによった催事でも最終日だったのに素敵なアンティークが待っていてくれた。
Sunが食べたがっていたローストビーフを二切れだけ(なんて客)買い、帰る。
誰かを糾弾したり、責めたりしている時、その人の心も静かではない。
自分の心を美しく保つのは、難しい。
いい時があったことを、書いておく。